ミーヴァトンの氷風
By Naturespace · 1 review ·
深いターコイズの美しさに誘われるその水面の下には、地熱の危うい熱がひそんでいる。硫黄の匂いが氷の粒を含んだ鋭い風とともに漂いながら水面をかすめ、ぽつんと立つ葉を落とした低木の枝に積もる氷をかすかに震わせていく。アイスランドには木が少なく、ここでは風を遮るものがほとんどないため、この地の風はむき出しのまま、どこか独特の音を帯びている。 熱をたたえた水と刺すような冷気とがせめぎ合う、そのわずかなはざまで捉えた録音。突風とともに、砂粒のような氷の雨が水平に走り、湯気は水面をさまよい、風に押された波が縁を打ち、雪は熱い水へ落ちる。 この録音は、作業や読書、あるいは勉強のひとときにも自然に溶け込む。音量によって表情は大きく変わり、控えめに流せば部屋にひんやりとした気配が満ち、強めれば、切り込むような緊張感と迫力がいっそう際立つ。
What listeners say
★★★★★ Chris
To me Ice Wind sounds like waves and I find it is great to send me to sleep